Ginkgo biloba - Hibiya Park 2

奥さん、本多静六さんってごぞんじ?
日比谷公園とかを設計した人なんだけど、この本多静六の貯金&投資術がマジですごい。

早くに父親を亡くした苦学生から東大准教授にまで上り詰めた人で、25歳のとき自分ルールを決める。
毎月給料の25%を貯金する。
これが功を奏して一代で富を得た、超コツコツ型人間。
25%って1/4よ…。ねぇ、実践できる??

手取り20万、給料の25%を貯金した場合の内訳【現代版】

これを現在の生活に当てはめてみると…
現代版 本多静六 手取り20万想定

時代が古すぎて、手取り58円(!)で一家9人で暮らすとか言われてもピンとこないけど、こうして見るとなかなかの慎ましいくらしっぷり。

これ見て思うことはただ一つ、現代人ってなんやかんやとお金がかかるなぁってこと。
スマホを格安SIMにしてるメリットは大きいが、他もソートー頑張らないと辛いぞ。
とてもじゃないが家族養うとかムリな話で。

大学准教授がこんなに切り詰めた生活してたの?もっとお給料いっぱい貰えるんじゃないの?
家計が苦しい時は子供も巻き添えに「ごま塩ごはん」で凌いでいたというではないですか…!!
なんちゅードMっぷり!
だって自分で勝手に天引きしてるだけで、銀行に行けばお金あるのに!
いや、だからこそ貯まるわけなんだけども。

雪だるま式を狙う投資術

ある程度の貯金をつくったら、今度はそれを元手に投資。
私鉄の株を買い、山林を買い…
倍になったら半分を利確してしっかり元を取った上での投資。
くりかえしになるけど、時代が時代ゆえ、これが大当たり!

鋭いのが「時代の動きをよく見ろ」という点。
事業法規や税制、労働法の変化に臨機応変に注意して早手回しすることを説いている。
たとえある程度の財産を分与することが子孫幸福の基となるとしても、今後は遺産相続税率の累進、または国家没収に類する新法案の出現で、事実上これを子孫に譲ろうと思っても譲れなくなる。なおいくらか譲れたとしても、必ず不労所得税などの新設強化で、親譲りの財産などはなんら利益をもたらさないのみか、かえって無用の負担とならぬとも限らぬ。
この本のオリジナルが出版されたのは1950年、そして今は平成。
実際その通りですとも!としか言いようがない。

Honda Seiroku

そして儲けは独り占めしないでみんなで分け合うことも推奨している。
どうせならコッソリ…♡とか考えてしまうのはダメなのね。本多静六、お金持ちな上さらにできた人間ですこと!
というのも、独り占めするより分け前を与えた方が結局は安全で有利だというのです。

利益還元されると従業員はもっと頑張ろうという張り合いが出るし、お客さんもハッピー。
じゃないと、頑張っても給料増えない!とかで、いずれ衝突すると見越してのこと。
…たしかに(*⁰▿⁰*)!!


さすが実体験に基づく生きた社会学。
何から何まで説得力ありまくり。


貯金術だって、使わないで天引きすれば貯まるっていうのは誰もがわかってること。
でもそれを生活苦しいときも、お金に余裕あるときも、変わらず実践するかは別問題。
要は、やるか?やらないか?

そういや、ホリエモンも同じこと言ってたなー。
行きつくところは結局みんな同じなのね。


それにしても本多静六、長生きできてよかったね。(1952年85歳で永眠)
これで早死にしてたら本人も家族も節約損で浮かばれない。