90歳になる祖父が、夜トイレですっ転んだ。
「痛がっているので救急搬送してもいいか?」と老人ホームから、ままーちんへ連絡がいったという。
結果を先に言うと、祖父はこれで骨折しておりそのまま入院。
翌日手術となった。
この話を聞いてわたくし疑問に思うわけですよ。
救急搬送してもいいかの確認って要らなくない?
本人痛がってるのにしないでくれと言う家族ははたしているのか?と。
転んで痛がるので救急搬送しました、の報告でいいのではないかと。
さらに、家族は県外でバラバラに住んでいるのだけど、入院手続きのためにご家族が今から直接来てください!とな。
別に意識がないとかでは全然なく、連絡が入ったのも転んでから1時間後とかなのに。
なんでも病院は老人ホームからの患者は受け入れてくれないとか。(←本当か?)
祖父が転んだのも連絡が来たのも夜だったため
仕事終わりで帰宅→車で3時間かけて老人ホームへ行ったぱぱーちん…。
これもっと遠くに住んでたり、家族が行けない場合はどうなるのか?
面倒見れないから老人ホームにいるんだし、この辺のシステムもうちょっと改善していただきたい。
あとね、連絡の流れが、
老人ホーム看護師(現場)
↓
老人ホーム施設長(自宅)
↓
ままーちん(自宅)
↓
ぱぱーちん(職場)
と伝言ゲームのようなんですわ。
絶対直で連絡取った方が早いはず。
骨折じゃなくて緊急性の高いときでもこうなのかしら?
というわけで介護の現場で働くみなさんや制度を作るエライ人は、併せてその点も考えていただけたらこれ幸い。
わたしは外から見ているだけなので大きなことは言えないが、システムに無駄が多いなーと思っちゃうのよね。
きっと理由は、末端の人に決める権限がないからなんだろうけど、
非常時は現場に決断させようよ!
ほら、震災とかでもそうじゃない?
「上に確認取るので了承得るまで待ってください」が続いて現場は取り返しがつかなくなっちゃうパターン。
そして翌日は朝のうちに来てください!と言われ、手術承諾書にサインするためにままーちんがこれまた3時間かけて行ったのであった。
ちなみに前日にぱぱーちんがサインするために行ったのは「入院許諾書」
…1度に両方をサインするのはダメなのかすら? ( ̄ー ̄)
いやさ、わたしもあまり効率効率!合理化!という人間では決してないよ?
でも高齢者って多いじゃない、今。
しかもどんどん増えてるじゃない。
だったらもっとシンプルなシステムにした方が、働く人も預ける家族も負担が少なくてよいのではないかしら?
これとかどうかしら?
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コメント
コメント一覧 (2)
あと老人ホーム 看護師→施設長は流れ変えれないと思う。
転倒ってホームの責任問題に発展しかねないし、末端じゃ決めれないと思う。
連投コメントありがとうございます☆
こういうの、きっと永遠に変わらないんだろうなってわたしも思います。
手術の同意は翌日に行っててサインしてて、
たとえば、入院同意書と手術同意書はなぜ同日にサインできないのか?とか
これが北海道~東京くらい距離あっても家族が来れるまで患者はずーっと放っとくの?とか
遠隔でもできるようになったら便利だと思うんだよね。
いちいち上の許可取らないと動けないのもやっぱり不便。
目の前に看護士いたのになぜ患者を放っておいたのか!!と訴訟リスク上がると思うし。
…とまぁ長々と書いてしまったけど、こういうことに直面すると介護業界の未来は暗いなと思ってしまうわけです。
大変だわ、ホントに。