高級ブランドってブランドネームのおかげであんなに高いんでしょ?
そう冷めた目で見ていたわたくし。( ´_ゝ`)ノ
バーキンなんて分解しちゃえばただのレザーバッグ。
なのに100万超えるっておかしくない?
いくら素材がいいといえど、そんなのに大金はたくなんてお金持ちの思考回路は理解不能だわ〜!
そう思っていました。
「エルメスの手しごと展」@表参道ヒルズへ行くまでは。
確かに100万は高い。
他のも軒並み高いけれども!
こりゃ値段上がるわ、と理解できたのである。
なにせ手作業なのだから!!!
スカーフ1枚作るのに、
これ、少しでもズレたり失敗したら廃棄である。
エルメスの仕事に妥協は許されない。
これをフランスのリヨンというシルク産業が盛んな街で行っているのだ。
made In France
エルメスのこだわり「昔ながらの技術を継承」「その土地の産業を守る」も使命のひとつ。
安い素材を使って中国あたりでミシンでダーーーッとやってしまえば安く大量生産できるが、そこに美しさはない。
先進国フランスで職人が手作りしてるってだけで人件費かかるんだから、そりゃ商品の価格も上がるわ!と納得だった。
たかがファッションアイテム。
と思いきや、エルメスの商品はただのバッグとかじゃなくて芸術という立ち位置だったのか!
それって「生活の中に美を!」「粗悪な大量生産品ではなく手工芸に美がある」と唱えたウィリアム・モリスのアーツアンドクラフツに通じるものあるなぁ
これまで漠然と抱いていたイメージは、
高級ブランドのターゲット層=お金持ち
でも今回感じたのは、
エルメスの求める美への理解者がターゲットなんだってこと。
もちろん高級品だからそれなりの額を支払える人になるけども。
最近は、ミニマリストのような持たない暮らしや、オシャレさより実用性重視の傾向が強くて、高コストで美しさを追求し続けるハイブランドは倦厭されがち。
それでもエルメスが愛され続ける理由が、今回このエルメス展で初めてわかった。
しかもうっかりその美意識の高さやクラフツマンシップに惹かれてしまったではないかーっ!
さすが高級ブランドの頂点、ブランド界の女王。
…やられたわ 川 ̄_ゝ ̄)ノ
他のも軒並み高いけれども!
こりゃ値段上がるわ、と理解できたのである。
なにせ手作業なのだから!!!
スカーフ1枚作るのに、
- デザイナーが柄をデザインする
- それをトレースしてデジタル化(色ごとに分解して何版になるのか決まる)
- シルクスクリーンの版を作る(だいたい1枚のスカーフに35色くらい=35版!)
- シルクに1版ずつ刷る
- フチを15mmずつヨリながら縫う
これ、少しでもズレたり失敗したら廃棄である。
エルメスの仕事に妥協は許されない。
これをフランスのリヨンというシルク産業が盛んな街で行っているのだ。
made In France
エルメスのこだわり「昔ながらの技術を継承」「その土地の産業を守る」も使命のひとつ。
安い素材を使って中国あたりでミシンでダーーーッとやってしまえば安く大量生産できるが、そこに美しさはない。
先進国フランスで職人が手作りしてるってだけで人件費かかるんだから、そりゃ商品の価格も上がるわ!と納得だった。
たかがファッションアイテム。
と思いきや、エルメスの商品はただのバッグとかじゃなくて芸術という立ち位置だったのか!
それって「生活の中に美を!」「粗悪な大量生産品ではなく手工芸に美がある」と唱えたウィリアム・モリスのアーツアンドクラフツに通じるものあるなぁ
これまで漠然と抱いていたイメージは、
高級ブランドのターゲット層=お金持ち
でも今回感じたのは、
エルメスの求める美への理解者がターゲットなんだってこと。
もちろん高級品だからそれなりの額を支払える人になるけども。
最近は、ミニマリストのような持たない暮らしや、オシャレさより実用性重視の傾向が強くて、高コストで美しさを追求し続けるハイブランドは倦厭されがち。
それでもエルメスが愛され続ける理由が、今回このエルメス展で初めてわかった。
しかもうっかりその美意識の高さやクラフツマンシップに惹かれてしまったではないかーっ!
さすが高級ブランドの頂点、ブランド界の女王。
…やられたわ 川 ̄_ゝ ̄)ノ
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