指 ケガ
指がコレなもんで日常生活に支障が出ております。
お風呂が最難関で髪を洗うのが1番厄介。

指の中で1番力を入れられるのは人差し指で、その人差し指が使えないとなると中指が代打となるわけですが、経験不足のためか本領発揮できず。

さらにいうと、何かの拍子に触れる、力が入る、ただそれだけでも痛い。

ケガして身にしみる、人差し指の偉大さよ。

あのね、手ぬぐいを買ったんですよ。
手ぬぐいって端が切りっぱなしになってて糸がピャーっとほつれちゃうのでこれを縫いたい。

ほら、わたしステキ女子なもんでね。
端を三つ折りにしてマチ針を刺してアイロンでしっかり折り目をつける丁寧な仕事っぷり。
これやっとくと縫うときラクだからね。

ダダダダダー
ダダダダダー
ダダダダダー

快調にミシンを走らせてゆく

あ、糸が切れた。

ミシン

ミシンってさ、大河ドラマ「篤姫」で江戸時代の篤姫に外国から「これが異国のミシンなる縫い機です!」って贈られてたと思うんだけど。
そこから現在令和ですよっ!21世期ですよっっ!!

動力が足踏み式から電動になった以外は大して進化してない気がするんですが、
これ以上の進化は望めないのでしょうか(・◇・)?

1から10までクネクネと番号通りに糸を通さずとも、ポン、シュー、ピッ!くらいの感じでセットしたら全自動で糸の端を検出してうまいこと針に糸を通してくれたりはしないのでしょうか?

ったくもう!
地味にめんどくさいのよね、この作業。

1から順番に糸をかけて〜
針を上に上げて〜
安全装置がピーピーうるさいからレバー下ろして〜
ちっさい針穴に糸を通…
あれ、通らない。
裏から引っ張るか!よっ!

ウィーンウィーン
⊂((・x・))⊃?

え、踏んでないけどなんで動いて…

っっっ!!!!!

次の瞬間目に飛び込んできたのは指を貫通してるミシン針。
そしてささったまま針と共に上下に動く左手。

やややややややや!
なんで!踏んでないのになんで動いてんの!!!
力づくで動きを止めようとするも止まらない


ガガガガガガ
いたいいたいいたい
電源電源電源っっっ

アクセル踏んでなくてもスーッと動く車のクリープ現象(※オートマ車)のように、ミシンも動くのだと初めて知りました。

…すんごい痛かった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ミシンで自分の手を縫っちゃった〜って現実世界で見たことなく!
漫画の中とはいえどんだけ鈍臭いのよ、アホなのよ、と鼻で笑っていたワタクシ。

まさか自分がやってしまうとは。


あのね、イメージだとブツブツと等間隔で穴が開くかと思うじゃない?

でも現実はこう。
指は布のように薄くないので針が刺さったまま針と共にガシャンガシャン上下に動く。
っていうか上に上がったときに針は抜けず、一緒に指も持ってかれる。
振動でブレるので傷口は広がるし、針って先端細いけど根本太いので入り口と出口の傷口サイズが嘘みたいに違う。

そんなわけで、コロナ騒ぎで手作りマスククラスタに買い占められてしまい今や希少となったガーゼを巻いて、さらに指サックをはめて生活しております。

指サック蒸れるけどちょっとした拍子に何かに触れる時、痛みを伴う衝撃を受ける前にハッ!と察知できるのでアンテナとしても役立っている。
あと、ガーゼ直見えよりケガしました感が薄れるので「指どうしたの?」と周りに心配かけずに済む、というメリットもあり。


ってゆーかさ、身代わり地蔵買って2日後にこの騒ぎなんだけどっっ!
ちゃんと仕事してよね!

そしてこの後、この傷がさらにワタシを苦しめることになるのです。

▼続き