険しすぎる山道に根をあげたワタクシ。

そもそもこの山にはバスを使うルートもあるのだ。

その証拠にほら!
(※行きは緑のルートを下から登ってる)
三つ峠ルートマップ

帰りは紫のルートで最後バスで帰ろう。
どうせ山だから本数少なくて1時間待ちとかだろうけど、全然待つよ。その分ラクに帰ろう!

この決断が後に悲劇を呼ぶ。 

行きのルート(緑)は岩を登ったり、水が流れているところを渡ったりとなかなかのハードコースだったのに対し、帰りのルートは小型犬がお散歩しちゃうくらいスイスイ進める道で、も〜!最初っからこっちにすればよかったね〜などともう登山は終わったも同然な感じで下山していった我ら。

さて、いざバス停。
次のバスは何分後かな?と時刻表を見て絶句。

…え、朝だけなのっっ?? (゚∇゚ ;)!?
なんと1日2本。

下山してきた道を戻って頂上に戻り、そこから当初のゴツゴツルートを再下山なんて…ちょっと…いや、かなりムリ!
思い出されるゴツゴツの道↓
道無き道をゆく 三つ峠

…タクシー呼ぼう。(・∀・)つ

「どちらですか〜?」
「かくかくしかじかで今ここで…」
「あー、空車ないですね〜」

ねぇ!ゼッタイ面倒くさいだけでしょ

タクシーが断るんなら、とっととUBER上陸させてよねっ、もうっ!!
無下に見放された我々一行に残された選択肢は2つ。
  • 現在地から1番近いお店を目指して、そこでもう1度タクシー呼ぶ。
  • 行けるところまで街をめざして途中で友達の旦那さんに車で拾ってもらう。
    というのも旦那さん仕事中のためすぐはムリ。

果たして「行けるところまで」とはどこなのかっっ(´;ω;`)

どちらにせよ歩かにゃ始まらず。
Google map上で見ると少しずつ距離は進んでいるものの、いかんせん徒歩なので進みは遅い。
だんだんと空気も冷えてきた。

もうゼッタイ登山なんてしない。
2度と山へは来ない。
たとえどんなに好きになった相手からの誘いであろうともっっ!!


と念仏のように唱えつつひたすらクネクネ道を下っていると、追い抜きざまに車が停車。

「大丈夫ですか?1回通り過ぎたんですけど、まだ歩いてたから…。あの、車乗れるんでもしよかったら…」


おおおおお願いしまっす!!!


どこの者ともわからぬ見知らぬ人間を乗せてくれるなんて神様ですか?
とはいえ、山だし、知らない人だし、かなり警戒はしたのよ。
でも、車を見る限り怪しくなさそうと判断してご好意に甘えさせていただき、乗ってる最中も会話し続けて情報収集した結果、怪しい人でもなんでもない山好きキャンプ好きのグループと判明。
なんならたぶん結構いい会社にお勤めだと思う。

富士山

いや、これさ善人だったからいいけど下手したら殺されてても文句言えないレベルの状況なので、良い子はマネしないでください。マジで。

彼らは山フリークのキャンパーだそうで、車内にはキャンプ道具がたんまりと積まれている。
「どのくらいの頻度で登ってるんですか?」
「2〜3週に1回くらいで全然だよ〜」

いやいやいや。
それ十分すぎるペースだわ!!
聞けばこの夏、富士山にも登ってきたという。
本気じゃん。本気のクライマーじゃん。

山にはこれとかいいよ!と色々オススメやアドバイスをもらい、近くの駅まで送っていただいた。

山の人、めっちゃ優しい (*´∇`*)

ただでさえストレスの塊と化しているのに、仕事で接客してすらいないお客さんからネット上でディスられ、超絶ヘコんで1週間食事が喉を通らなかったワタクシ、人の優しさに触れ大感動。

久しぶりに人間っていいな思った、と言い残して山梨を後にした。


繰り返しになりますが、ワタクシ知らない人の車に乗ったのは初めてです。
今回はいい人たちで本当によかったけど、一歩間違えてたら殺されても文句言えない状況なので事前準備しっかりすることを強く、強く、強くおすすめいたします。